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2026/08/13 15:54

日本へつながる、最初の一歩

実は私、シンガポール出身……ではなく、マレーシアで生まれました。

私が小学生の頃、シングルマザーだった母が病気で亡くなりました。

その後、母のシンガポール人の友人に引き取られ、養女としてそのご家庭に入り、

シンガポールで暮らすことになりました。

そして高校を卒業する頃、私の人生に「日本」という国が初めて登場します。

当時、学校で日本語の語学交流プログラムがあり、

台湾出身の日本語講師の先生がシンガポールを訪れていました。

そこで、日本語の語学交流生を募集しているチラシを見つけました。


「日本へ行ってみようかな。」

それが、私が初めて日本へ行くことになったきっかけです。

今思えば、**日本語はほぼゼロ。海外で暮らした経験もない。そんな私が、

よく一人で遠い日本へ行こうと思ったなぁ……**と、今でも思い出すと自分で笑ってしまいます。

「いったい、あの時の私はどこからそんな度胸が出てきたんだろう?」と(笑)。


でも、日本に着いてからは、学校の先生方が本当に熱心に日本語を教えてくださいました。

毎日少しずつ日本語が分かるようになり、話せることも増えていきました。

そうしているうちに、交流生として過ごす時間はあっという間に終わってしまいました。

そしてシンガポールへ帰国。


……ところが、帰国してから私は、あることに気がつきました。

「もっと日本語を勉強したい。」

そして何より、あの時、日本語を教えてくださった恩師に、もう一度会いたい。

そんな気持ちがどんどん強くなっていきました。

それから半年後。

私はもう一度日本へ行くことを決め、正式に日本語専門学校へ入学することになりました。

これが、私と日本との長い付き合いの始まりでした。